3.2 パケット通信モード
パケット通信モードは、ローカル側に送信する情報がコマンドの場合に使用する。
ホスト側では、ボール、敵、味方ロボットの位置を解析した後、ローカル側にコマンドを送信する。
ローカル側ではそのコマンドを受け取って、解析を行い、左右の車輪の回転速度へ変換する。
コマンドは、直進、回転、回転後直進、円弧の4つがある。そのコマンドを送るために用意された構造体があり、
それに対応するパラメータは以下の図の通りである。
struct cmdlist{
char cmd;
short para[3];
}
cmd | para[0] | para[1] | para[2] | |
直進 | g | 距離[mm] | なし | 速度[mm/s] |
回転 | d | 回転角度 | なし | 速度[mm/s] |
回転後直進 | j | 回転角度 | 距離[mm] | 速度[mm/s] |
円弧 | k | 方向
(右向きか左向きか) |
半径[mm] | 円弧の長さ[mm] |
例、 速度30cm/sで距離20cmを直進させたい場合
cmd = 'g'
para[0] = 200
para[1] = 0
para[2] = 300
となる。